田老夢灯籠コンサートのご様子はこちらの記事をどうぞご覧くださいませ。
ハルさん おぉ我が人生、万事塞翁が馬☆ 8月11日☆田老夢灯籠コンサート開催レポートです。
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田老夢灯り応援「田老夢灯籠コンサート」を開催しました!ブログ
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08.17.2012
田老の灯籠「ゆめあかり」が灯る日に
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8月11日「田老夢灯籠コンサート」に行って参りました。
06:00 東京発
08:34 盛岡着 復興ガールズのチャーターバスに乗り合わせ
11:20分 田老
PA機材、サウンドチェック中のスタッフの方々
物販の準備など
出淵晴彦さんのご挨拶の後、光部愛さん司会によるコンサート進行により、無事に田老夢灯籠コンサートが始まりました。
YOSAKOI 鴒 せきれい Act を皮切りに
観音めぐみ さん ライブ
合間、合間に、クラウンシュガーさんのパフォーマンスが場を和ませます。
紙芝居師 なっちゃん ライブ
HAMA・ハルさん・新沼さん ライブ
岩手県盛岡在住 七瀬龍一さんライブ
光部愛さんがライブの準備をされている間はハルさんがMCを、
MC(司会)を勤めていた光部愛さん・振り付け指導ありで「愛して中華」
ハルさん・村井旬さん・旬ママさん・畠山一樹さん、ハックるパンの歌 ライブ
HAMAさん「天の星舟」 初披露
盛岡さんさ一 Act
盛岡さんさ一(はじめ) 北田春美さんのご指導により、さんさを習いました。
丁寧なご指導をありがとうございました。
そして各自片付けをした後常運寺へ移動し、私も祈りとともに御焼香をさせていただきました。
田老夢あかり会場や花火の様子
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2011年3月11日から一年と5ヶ月、この風景を見て現実の厳しさを私の拙い言葉では表現できずにおります。日陰のない基礎コンクリートがむき出しになっている跡地で思ったことは現地での足の確保についてでした。
それは、去年の6月、沿岸部に足を踏み入れた時から変わらずに考えていることです。
私は復興ガールズのチャーターバスに乗せていただき、盛岡→田老まで
お風呂をいただきに、グリーンピア田老まで一関からいらした方の車に同乗し、そこから
ハックの家までも乗せていただきました。
田老公民館でのコンサートが終わり外の空気に触れていた時、若者たちの何気ない会話が、耳に入ってきました。
「◯◯くん、この後、どうするの?」
「親が迎えにくるまで待ってる、お盆でばぁちゃんたちを送ってて、うちの親今日は忙しいから、花火が始まるまでいれない」
彼は18歳になったら、やはり合宿で免許を取るのだろうか。
自由に動ける自分の足(車)が欲しいだろうに、それは都会の若者以上に必用だろう。
隣近所のご年配の方々も送ってあげたいだろう、代わりに買い物もしてきてあげたいだろう。
私は、聞こえたような聞こえないような顔をして、
雷蔵さんの「田老の防潮堤、見る?」という声と一緒に、海の方に向かって歩き出していました。
夕暮れが近づき足元が暗くなるに連れて、写真や動画を撮っていると溝に何度も足を取られそうになったり、雑草の中・・・ここに家があったであろう跡地のコンクリートや大きな石に躓きそうになりつつ・・・「万里の長城」と呼ばれた田老の防潮堤に上りました。。
※岩手県宮古市田老地区では高さ10メートル総延長2・4キロという国内屈指の防潮堤が大津波で破壊された(37・9メートルの高さにまで到達したという:東京大学の現地調査による) 各ニュースメディアで報道
このニュースはテレビで知っていましたが、高さ38メートルは、やはり想像が出来ません。
田老町 Wikipedia
同じ方向に折れ曲がっている防潮堤の街灯の姿を目の当たりにして暫く立ちすくみました。
静かに夕闇に包まれ、私は皆様と共に読経の声が響き渡る常運寺の方へ向かいました。
田老夢あかり灯籠が並ぶお寺の階段。
牛乳パックで作られたとは思えない美しい灯籠は田老の皆様の手の寄って一つ一つ組み立てられてます。カッターなどで切りとられた画がろうそくの光が映えるように内側に吹き付けた蛍光スプレーの黄色やピンク色が更に模様を浮かび上がらせ、とても幻想的でした。
夢灯りの中、HAMAさん 七瀬龍一さん ハルさんの鎮魂ライブが始まり
みんなで「ふるさと」や「見上げてごらん、夜の星を」を歌いました。
(提供画像:出淵晴彦さん)
この柔らかな揺れる光を見ていると、ご先祖様や空にいる会いたい人に会える様な気がします。
最後に・・・自分がこの地に立って動画をとっていいのだろうかと思いながら撮らせて戴いたLIGHT UP NIPPON 主催の花火のyoutubeを埋め込みます。
読んでくださり、ありがとうございました。